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禁煙して3~4日経つと、非常に強い眠気に襲われる人がいます。
昼間でもほとんど突然に意識を失いそうなほどの強い眠気です。
これはひと言で言えば「脳のリハビリの始まり」ですが、この理由を知るには、脳活動の仕組みとニコチン中毒の関係を理解しなければなりません。
脳内では神経細胞(ニューロン)が複雑なネットワークを構築しています。その細胞同士は、さまざまな情報伝達物質を使って互いの情報を伝え合い脳活動を行っているんですね。
神経細胞には、情報伝達物質を発射する側と受け取る側にそれぞれ専用の器官があって、受け取る側を「受容体(レセプター)」と呼んでいます。
情報伝達物質のひとつにアセチルコリンというものがありますが、この分子構造はニコチンの代謝物(コチニン)とよく似ていて、アセチルコリン受容体もこの物質に反応することが分かっています。つまり簡単に言い換えれば、ニコチンがアセチルコリンの代わりに脳活動に関わってくる、ということなんですね。
タバコを吸うと肺や口腔粘膜から吸収されたニコチンが大量に血中に入り、およそ7秒という短時間で脳に押し寄せます。
脳は大量に入ってきた(ニセの)情報伝達物質を処理するために、受容体を増産します。
こうなると、脳は増産された受容体を満足させるために、大量の情報伝達物質を欲するようになります。これがニコチン依存症と呼ばれるものの正体です。
禁煙すると、増産された受容体を満足させるだけの(ニセの)情報伝達物質を取り込めませんから、脳活動が低下します。これが強い眠気となって現れるのですね。
広い意味ではこの眠気も離脱症状のひとつと言えるでしょう。
禁煙ステージが進んでいくと、この増産された受容体は眠りにつき、本来の量の(ホンモノの)情報伝達物質で活動する分だけが活躍し続けるというわけです。
ここで大事なのは「増産された受容体は眠りにつく」ということです。つまり生涯その数を減らすことはありません。
禁煙していた人が再び喫煙を始めると、またたく間に喫煙者当時の喫煙量に戻ってしまうのはこのためです。
われわれ喫煙経験者は、タバコによって脳までも作り変えられてしまっています。私がよく「生涯にわたり十字架を背負わされている」と表現するのはこのためですね。
強い眠気のために仕事に支障が出そうな場合などは、ニコチンガム等の禁煙補助剤を利用することをおススメしますよ。
どうか正しい知識と自分に合ったやり方で、タバコの要らない人になりましょう。
タバコは必ずやめられます。
あなたの禁煙を応援していますよ。
タバコが大幅値上げされた2010年10月過ぎのことです。
私は久しぶりにカラオケスナックに顔を出しました。
そこである若い人と話をしていたのですが、彼の吸っている銘柄は何とエコー。
彼が言うには「自分はセブンスターを吸ってきたけど、エコーに換えました。もしエコーが今よりも値上がりするなら、自分はタバコをやめます。」と。
私は「まぁ、値段が禁煙のきっかけになることはあるよね。」くらいの返事をしたと思います。
その時のエコーの値段は240円。
私がまだ喫煙者だった平成12年(2000年)当時の主要銘柄(ここではセブンスターを想定)の価格(250円)とほぼ同じです。
彼の行動は多くの喫煙者から見れば「情けない」部類に入ると思いますが、彼のように格下の安い銘柄に換える人は決して少数派ではないのですよ。
それが証拠に、エコーとわかばのシェアは2010年を境に大きく変化しています。
2009年度まではそれぞれシェア1%以下でトップ20に入らない程度だったのが、2010年度にはエコーが19位(1.3%)に。
2011年度は、エコーは何と9位(1.8%)に急浮上。次いでわかばも16位(1.4%)に浮上してきています。
直近の2014年度では、エコーが7位(2.3%)、わかばはエコーすら抜いて6位(2.3%)と、上位常連組のメビウスやマルボロ、キャスターなどをも抑えています。
これが何を意味しているかは歴然。
喫煙者はアジよりもカネで選んでいるということです。
もしあなたが辺ぴな場所にあって、まったくタバコを買うことができないとしましょう。
たまたまカバンの中にゴールデンバットがあったとしても、あなたは迷うことなくそれを吸うでしょう。
あなたのメイン銘柄が超ライトなメビウス・ワンであったとしても、です。
喫煙者がタバコを吸う真の目的は「ニコチンの補給」です。
手元不如意になれば、間違いなく安い銘柄に代えるでしょう。
まさにカネがアジを上回るのです。
今からたばこ吸いません。
1週間我慢して、たばこがない生活を習慣に!
ようこそ、禁煙掲示板へ。
タバコはホントに狡猾で執拗です。
今回の成功を祈っています。
p.s.
このサイトには2つ掲示板があって、右上のHomeから掲示板第1へ入っていただくと、たくさんの方が出入りしていますよ。
よろしければそちらものぞいてみて下さいね。
はっしーさん
私の何気ない、つぶやきにも、ご丁寧な回答して下さり、ありがとうございました。
まさに、参考書ですね。
ご利用者さんの送迎も仕事の中にありますので、やっぱり今、禁煙始めたのは正解だと思いました。
感謝です。
はじめまして!
1日2箱を20年以上吸ってましたが、自力で約5年禁煙してました。
ですがきの緩みから飲み会の席で1本、以降ずるずると1年半吸ってます(^^;
ベビースモーカーの私が約5年も禁煙できたので、いつでも再禁煙できると思ってましたが相当苦戦、甘かったようです(^^;
最近の禁煙状況は、77時間、144時間、97時間、そして51時間で先程失敗(^^;
今度こそはとの思いで、この掲示板に書き込みました!
私たちの脳は、たくさんの神経細胞同士が色々な情報伝達物質を使って情報をやり取りしています。
これは、情報送信側の細胞から情報伝達物質が発射されると、情報受信側の細胞にある受容体という器官がそれを受け取るという巧妙な仕組みになっています。
この受容体は情報伝達物質別にいろいろなタイプがあり、それぞれが特定の物質に反応するようにできています。
ところが、タバコにより取り込まれるニコチン由来の物質とある情報伝達物質は分子構造がよく似ていて、このニコチン由来の物質に反応してしまう受容体があるのです。
つまり、ニコチン由来の物質は情報伝達物質を乗っ取る形で脳活動に入り込んでいます。
ところがこのニコチン由来の物質は、元来の物質よりも性能が高くて、神経細胞をより強く刺激することができるんですね。
これにより脳は「アクセル全開」の状態になって、頭が一時的にスッキリしたような感じになります。
禁煙するとこの強い物質を失うことになりますが、今まで強い刺激で活性化していた脳にとって、もともとの情報伝達物質は物足りないと感じてしまうのです。
禁煙すると眠くなるのはこれが大きな原因です。
でもご安心ください。
脳がキチンともともとの情報伝達物質で活動できるようになれば、この強い眠気はだんだんと収まってきます。
ただ、自動車や機械の運転・運用など、眠気=危険を伴うお仕事をされている方は、非常な注意をして下さいね。
「ニコチン依存症を治療したくないの」はそんな意味があったんですね。
「煙草を吸ってもストレスは改善されない」が禁煙では定番になっていますが
自分の気持ちを自由にコントロールできる魔法のアイテムだからこそ
何か事が起きた時の一本の煙草が一瞬ですがホットさせたんですね。
それを弁えて禁煙に挑戦していきます。
ニコチン依存症の治療方法は禁煙しかありません。
ニコチン依存症を治療したくない気持ちとは、言い換えれば禁煙したくないということ。
もっと言うと、タバコを手放したくない、という気持ちですね。
実はタバコは吸い方で2つの効果があるのです。
ゆっくり吸えば「覚せい作用」。強く吸えば「鎮静作用」があると言われています。
徹夜作業などで眠気が襲ってきたときや、酒席で酔ってしまったときなどは、ゆっくりと吸っていませんでしたか?
事故に遭いそうになったり、みんなの前で発表しなければならなくてドキドキしたときなどは、スパスパと強く吸っていませんでしたか?
タバコは吸い方によって自分の気持ちを自由にコントロールできる魔法のアイテムなんですね。
タバコを「心の杖」なんて表現される方もいます。
喫煙者の多くは、こんな便利な魔法の杖を手放すことを嫌がります。
恐怖感さえ覚える、と言っても間違いじゃないと思います。
これが「禁煙したくない」という気持ちなんですね。
でも安心して下さい。
心の杖をなくしても、あなたの心はちゃんと独り立ちできます。
タバコというものは、もともと独り立ちできる心にムリヤリ杖を持たせて、あたかも独り立ちできないように思わせる「幻想を生み出す」モノなんですね。
この日本では、主要銘柄のタバコの値段は460円前後です。
ところがこの値段設定は、欧米に比べてかなりお安いのですよね。
特にアメリカやカナダ、オーストラリアに比べれば、おおむね1/2~1/3です。
特にオーストラリアは高価で、1,800円~2,000円という価格になっています。
日本でも何度も繰り返して「タバコ値上げ」のムーブメントが起きていますが、いつも小刻みな値上げに終始しているのが実情です。
日本医師会を始め、禁煙者増加による国民の健康レベルの向上を望む団体が、何度も厚生労働省に対してタバコ値上げの要求を突き付けていますが、なかなか求める価格にはならないのが現実です。(彼らが望む価格設定は、おおむね1,000円となっています)
なぜ世界の先進国に比べて日本のタバコ価格が安いのか。
簡単に言えば、タバコが値上がりしては都合が悪い圧力団体がいるのですよ。
それは財務省とその官僚達です。
信じられないですって?
無理もありませんね。でも真実なんですよ。
彼らにしてみれば、真にタバコを買ってほしい人は所得の低いいわゆる「貧乏人」なのですよ。
なぜって?
低所得の人は所得税のほか、いろいろな税金を納める額が少ないですよね。
それならば別のものから税金を納めてもらおう、というのが狙いです。
言い方は悪いですが、「貧乏人はタバコを吸って税を納めろ、そして長生きせずに早く朽ち果てろ」です。
つまりタバコとは、
低所得者層から、税金を絞り取る『システム』なのです。
喫煙者とは、言い換えれば、「この『システム』に取り込まれた哀れなコマ」なんですよ。
いかがです?
あなたはこんなコマでいいはずはありませんね。
あなたにはタバコにとらわれない、自由な人生を過ごす権利があります。
あなたには健康に過ごす権利があります。
あなたにタバコは必要ではありません。
もう一度言います。
あなたにタバコは必要ではありません。
タバコは必ずやめられます。
あなたの禁煙を応援していますよ。